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何事かと思って振り向くと、真剣な表情で


iw「明日は1日休みだろ。ちゃんと休めよ。」


と言われた。俺の予定把握してるのか、と思ったけどそれだけ心配を掛けているという事だ。少しだけ反省した。


来た時よりも明らかに疲れた顔になってたんだろうな。推測でしかないけど、心当たりしかない。


ただ1つだけ申し訳ないとすれば、この疲れは肉体的なものでは無いし厳密に言うとそもそも仕事が原因でもない。


色恋に現を抜かしてるだなんて、アイドル失格かな。


「うん、ありがとう照。」


俺にはそう伝えることしか出来なかった。


照はまだ心配そうに俺を見ていたけど、俺からそれ以上何かを伝えることは無かった。


帰路に着く時、翔太と目黒の楽しそうな声が聞こえたけど、俺は振り返ること無く自宅へ向かった。









今日は自分で現場まで行っていたから帰りも1人。頭を過りそうになる目黒と翔太なんて知らないフリ。暗い気持ちにならないよう、敢えて明るい曲を流した。


疲れていたのは本当だったし、どこにも寄る事無く自宅に帰るつもりだった。…見覚えのない店を見つけるまでは。


「あんな店…あったっけ?」


何故だかその店に惹かれて、車も止めて気付けば店内に入っていた。


カランコロン


恐る恐る店内を見渡すと、少し暗めでアンティーク調の店だった。良い意味で雰囲気がある、悪く言えば少し不気味な感じ。


俺が気付いていなかっただけかな、とは思ったけど俺以外にお客さんもいないし、もしかしたら開店してすぐなのかもしれない。そう思うことにした。


商品を見ると、それなりに低価格でオシャレな雑貨が沢山置かれていた。


地球儀や砂時計とかの小物もあれば、椅子などもあって本当に色々な物が揃っていた。


奥まで入っていくと、そこまで大きくはないシェルフに本が収納されていた。


最初は普通に本だと思ったから触るのを躊躇った。汚したら困るしね。でも、洋書デザインの収納箱とかよく売ってるな、と思って1つを手に取った。


その時だった。

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玖唻(プロフ) - まほままさん» コメントありがとうございます!今まで始めるか悩んでいたのですが、2人のラジオに背中を押されました(笑)まほままさんのような温かい言葉がとても嬉しいです!これから頑張っていこうと思うので、よろしくお願いします。 (2020年9月6日 15時) (レス) id: 02deec9f9d (このIDを非表示/違反報告)
まほまま(プロフ) - はじめまして。めめあべが大好きな者です。こちらの作品は処女作なんですね!まだまだめめあべは世間ではマイナーなCPですが、美しい2人ですのでこの作品に期待しています!更新楽しみにお待ちしていますね。 (2020年9月6日 3時) (レス) id: 5fd2e2f33b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:玖黎 | 作成日時:2020年9月6日 0時

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