可愛くてしゃーないねん４

Weekends《青赤》 ページ4

非リアル

青


暑っつい…


昨日の夜は俺の彼女とちょっと盛り上がりすぎてもうて、汗冷えて風邪引くとアカンからクーラー消して寝てたんやった。


相変わらず可愛い寝顔してんな。


頭を1回撫でてやると少しだけ口角が上がった


俺の隣でまだ寝てる彼女を起こさんようにベッドから出て、パンツにシャツ1枚羽織った状態で煙草を持ってベランダに出る。


俺の事は好き好き〜って言ってくれるのに、煙草吸ってる俺はきらーいって言われてまうからベランダで。


2本目に火をつけると、俺の彼女も起きて来たみたいでベランダに出て来て後ろから抱き着かれる


赤「煙草いやや。」


『ごめんって、でもこの1本だけ許して？』


赤「やだ。流星、口寂しいならチューすればええやんか。煙草に浮気？」


どんだけ煙草嫌いやねん。とか思うけど、可愛い彼女からのお願いじゃ聞くしかないからな…


『分かったってば。浮気ちゃうから』


火を付けたばかりの煙草を灰皿に押し付けて吸うのを止める。


後ろから回ってる手を1度引き剥がして向き合う形を取れば…


『なんちゅー格好で出てきてんねん』


俺の彼女まさかのパンイチでベランダ出て来とったわ。

俺ですらシャツ着てるんに


赤「んへ、暑かったから。」


ほんま、今お隣さん仕事行ってる時間でよかったな。見つかったら退去せなアカンくなるで？


『部屋でクーラー当たろうや。外暑い』


少しの距離しか移動しないって言うのに俺の首に腕回して来て抱っこの合図


意外と重いねんでお前。


でも昨日無理させたんは事実やし特別に抱っこして運んであげる。


腰を労わってソファに下ろしてあげるとそのまま腕引っ張られて


赤「流星、ちゅー。」


ってキスを強請られる。

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