可愛くてしゃーないねん４

今日、恋人になりました《桃赤》 ページ3

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あ、勿論受かったで？


重岡先生に言われたんやもん。当たり前やん


それから家から通うんじゃ少し遠いから引越し作業とかしとったらいつの間にか大学生になってもうてた


会いに行くにはだいぶ遅なってもうたけど


約束は守ったし、ええよな？


校門で生徒に挨拶してる重岡先生。ニッコニコやねんな。

ほんまに可愛ええと思う


『重岡先生』


赤「…！何で居るん？」


案の定目を見開いて驚いてる。


『重岡先生に会いに来た。ちゃんと俺、先生の言ってた大学入ったよ？』


赤「アホちゃうの…」


腕で顔隠されてもうたから重岡先生の可愛いお顔が見えへんくなってもうた。


『アホちゃうし。』


赤「俺がどれだけ小瀧の事諦めようと思ったか知らんやろ。あの条件やったら小瀧出来なくて諦めてくれる思ったのに…」


なんやねんそれ。


重岡先生は俺に諦めろとか思ってたん？俺の愛を舐めないで欲しいわ。


『俺がどれだけ重岡先生の事本気か分かってくれた？』


俺の言葉に重岡先生はゆっくりと首を縦に振る。そして片方にしか出来ない笑窪作って


赤「俺の負け」


とか言う。


『重岡先生、俺と結婚を前提にお付き合いしましょう。』


恋愛リアリティショーみたいに手を前に差し出してお願いする。


暫く反応ないからやらかしたんかな？とか思って顔を上げると


赤「世界で一番幸せにしてな？」


言うて飛び着かれた。


なんやねんそれ。


俺よりイケメンなこと言わんといてや…


『当たり前やろ。』


その言葉と同時に軽く唇にキスした。


これが今出来る俺の最大限の背伸び。


片思い歴３年今日あの憧れの重岡先生と恋人になりました。

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