62話 ページ14
『ふぅ…今日はありがとね愛羅』
愛「ううん、全然
めっちゃ楽しかった!」
『私も!』
あれから服屋にいったりお昼にピザ食べたり、色んなところを愛羅と回った
もう辺りは薄暗くなってきていて、今は帰りの電車を愛羅と待っている
愛「楽しみだねA、さとみくんに見せるの」
『うん…!』
これから冬休みの数日間、毎日髪の毛や肌の手入れをしたりメイクの練習をしたり
大変そうだけどそれ以上に楽しそう
愛「あっそうだA
マスクとメガネは外すんだからね?」
『は…はーい』
やっぱりいつもしているマスクとメガネを外して前髪も切るとなると顔が丸見え
少し緊張するし、何年ぶりかの感覚に違和感を覚えそうだけど、せっかく準備して色んなことを教えてくれた愛羅に申し訳ないからそこは頑張ろう
ちなみにメガネは元々同数がない伊達メガネなので外しても問題はない
愛「それにしてもこんなに変わったらAが誰かクラスの女子わかんないんじゃない?」
『確かに…ほとんど全部顔隠してたんもんね…』
もしかして似合わないかもとか顔見られて悪口言われたらどうしようとかいう気持ちはまだ心の片隅にあるけれど、少し自分に自信をもって堂々といよう
そう心にきめた
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この小説ではコ〇ナウイルス流行ってないっていう設定だからマスク外しても問題ないですけど、現実ではマスクをちゃんとしましょう!!(?)
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作者名:みかんの果汁 | 作成日時:2021年1月2日 21時