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｢A...っ...｣
｢...A姉ちゃん。
そんなに思い詰めることないと思うな。
A姉ちゃんが
悪い人だって決まったわけでも
疑惑が出た訳でもないのに。｣
コナンくんが私の目を
見据えながらそう言った。
すると、ずっと唇を噛み締めていた
蘭ちゃんが私に抱きついてきた。
｢...そんなにっ、そんなに思い詰めないでよ。
私達がいるじゃない。
私たちはずっと一緒だったんだよ？
そう簡単に離れていったり
なんてしないわよ...っ、
だからそんな悲しいこと言わないでよ...っ、｣
あったかい。
安室さんとはまた違うぬくもりが伝わってくる。
本当に私は恵まれていた。
こんな素敵な親友がいてくれて
良かったと心底思った。
｢例えAがどんな悪党でも
私が更生させてやるから！
大丈夫よっ、ドンと構えてなさい！｣
園子ちゃんの力強い言葉が私に力をくれる。
私はまたこの日、少し泣いた。
・
泣き疲れていつの間にか
眠ってしまった私は、夢を見た。
なんてご都合主義の夢。
安室さんの細くて長い指が
私の輪郭をなぞって、そして唇を撫でてる。
くすぐったくて、こそばゆい。
でも私はそれを受け入れている。
そんな私に安室さんはふっと笑みを零して、
また私の頬を撫で始める。
なんて素敵な夢。
心地よくて、ドキドキして安心する。
このままでも...いいかなぁ、なんて...。
｢...｣
｢ほんとよく寝るなぁ、この子は｣
...？
声？
安室さん？
でも目の前の安室さんはただ微笑んでるだけ。
｢...こんなにも無防備に寝られたら...ねえ？｣
ね、ねえ？って。
...。
｢口少し空いてるし。可愛すぎ｣
かっ、可愛すぎって...。
？
目の前の安室さんはやっぱり喋ってない。
...だとしたら...。
そう気づくと、パチンとシャボン玉が
弾けるように目が覚めた。
｢ようやくお目覚めかな？お嬢さん｣
お、お嬢さん...？
本物の、現実の安室さん。
相変わらず直視できないレベルの美青年。
ゆ、ゆ、夢じゃなかったーー！！！！
じゃあさっきまでのは？！
さ、さっきまでのが夢ってことか。
それならなんとか納得がいく。
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はな(プロフ) - 来鮴さん» 赤信号の間違いでした(；▽；)教えていただいてありがとうございます〜！！！青信号で止まってたら安室さんやばいですよね＼(^^)／ (2018年6月14日 17時) (
レス) id: 593d441d7d (このIDを非表示/違反報告)
来鮴 - 47のお話のところ、青信号で止まったとあるんですが、赤信号の間違いではないでしょうか？意図的でしたらすみません(＞人＜;)お話とても面白くて楽しみにさせていただいてます！頑張ってください(*´ω｀*) (2018年6月1日 21時) (レス) id: 029f20a950 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - TEKANさん» ありがとうございます(；▽；)移行致しましたので、そちらでもぜひ楽しんでください〜＼(^^)／ (2018年6月1日 0時) (レス) id: 593d441d7d (このIDを非表示/違反報告)
TEKAN - いつも楽しみに読んでます！面白いです〜！これからも頑張ってください！！ (2018年5月29日 0時) (レス) id: e9f436c148 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - lm00n16arielkidさん» コメントありがとうございます＼(^^)／うわあ、凄く嬉しいお言葉(;_;)わたしも看病された過ぎます(笑)お待たせしてしまいすみませんでした！これからもよろしくお願いします(；▽；) (2018年5月27日 4時) (レス) id: 593d441d7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はな | 作成日時：2018年5月5日 0時
