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貴「買い物?」
プールでは怜くんと七瀬くんが泳いでる。
カナヅチの怜くんは七瀬くんの泳ぎをみて水泳に決めたって言ってたけど 本当にその気持ちが分かるくらい綺麗なフォーム・・・
プールサイドで残ったメンバーはお話中。
真「うん。街に行って水着を買いに行きたいんだ。
江ちゃんと滝野さんも一緒に選んで欲しいんだ」
江「お安い御用です!お任せ下さい!」
貴「私 あまり詳しくないけど・・・私で役に立つなら・・・」
真「ありがとう!そう言えば滝野さんってどこに住んでるんだっけ?江ちゃんと同じ中学ってことは佐野小の近く?」
貴「あ・・・この間岩鳶に引っ越したの。」
真「そうなんだ、案外家近かったりしてね」
渚「お隣さん同士だったら面白いね!」
そんなことあったら毎日ハラハラだよ。
困るって・・・。
真「あ、でも岩鳶なら帰り道は大体一緒だよね、良かった。暗くなったらちゃんと送れるね」
貴「へ・・・!?」
お、送る!?どういうことだ・・・。私は挙動不審になっちゃう。
真「夏の大会に向けて練習時間も長くなるからさ・・・遅くなっちゃうと危ないだろ?滝野さん女の子だしさぁ。」
橘くんが少し申し訳なさそうな顔をした。
橘くんに送ってもらってそんな幸せなことあるかな・・・。
でも緊張しちゃう・・・
貴「・・・私走るの速いので・・・すぐ逃げれます。
これでも陸上部エースでした。」
私が真剣な顔で答えると橘くんが笑った。
真「滝野さん頼もしいーー!」
貴「な、なんで笑って・・・!?」
水泳部入部して2日目だけど、橘くんと沢山話して仲良くなってて私すごい幸せ・・・!
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作者名:ゆーか | 作成日時:2018年5月31日 8時