[free！]いつまでもキミと・・・[橘真琴] (ページ7)

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貴「なーーごーーみー！！！」

翌朝、廊下を歩く和を見つけた私は走って抱きつきに行く。

和「のわっ！！びっくりした･･･なに？どうした？」

貴「私、水泳部に入っちゃった！！！」

和「え！？マジで！？」

貴「マジで！！本当にかっこよかったの！！
人って水の中であんなに泳げるんだね！！感動した！！」

私ははしゃぎながら和に昨日のことを話す。
あのあと、水泳部のことを聞いて橘くんとお話して幸せだった。

和「A。前見て歩かないと･･･」

貴「ぎゃっ」

背が高い人とのぶつかった。
見上げるとそこには。

真「滝野さん、おはよ」

貴「た、橘くん！！に七瀬くん！！
お、おはよう！」

真「あはは、滝野さんは元気だねぇ」

和「だろだろ？この子は人見知り激しいけど慣れたらうるさいぞぉ」

和が笑いながら私の肩を組んだ。
それを見てケタケタと笑う橘くん。

真「そうなんだ、じゃぁ楽しみだね」

貴「和･･･！余計なことを！」

遙「真琴･･･」

七瀬くんが不満げに橘くんと呼ぶ。

真「あ、ハル、ごめんね。
じゃぁ、滝野さんと安藤さんまたね、」

スタスタと歩いていってしまう七瀬くんを橘くんは追いかける。
本当に仲いいなぁ･･･。

一緒にいるところしか見たことない。
橘くんと仲良くなるにはまず、七瀬くんの許しが必要な気がする。