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和「ほらA行くよ！！」
和が鞄を持ってニヤリと笑う。
この笑顔が怖い。
貴「ほ、本当に行くの･･･？」
和「当たり前でしょ！」
貴「えぇ･･･」
無理矢理手を引かれてプールに向かう。
〜〜〜〜
？「真琴先輩 記録更新ですっ！」
？「まこちゃんさすがぁ〜！！」
私たちがプールについてバレないように覗いてみると橘くんが泳ぎ終わったばっかりだった。
和「あー、タイミング〜･･･橘泳ぎ終わったばっかり じゃんか〜」
貴「綺麗･･･」
和「え？」
ニコリと笑ってメンバーと話している橘くん。
爽やか、素敵。泳いでる姿カッコいいんだろうな･･･。
和「だから入ればいいじゃん！」
貴「無理だよ、私知識も何もないんだよ！？」
和「やって見ないと分からないでしょ！」
私が小声でやり取りしていると、段々声が大きくなってきたのか見つかってしまう。
真「あれ、滝野さんと安藤さん何してるの？」
和「た、橘･･･」
？「え、なになに！？新入部員！？」
真「入部希望？」
和「あ、この子が！じゃあ、私書道部だから！」
和がヒラヒラ手を振りながら走っていく。
貴「和！？」
取り残された私。どうすんのよ･･･。
？「A･･･ちゃん･･･？」
聞こえてきた女の子の声。
声の主の方を見ると･･･
貴「江ちゃん･･･？！」
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作者名：ゆーか | 作成日時：2018年5月31日 8時
