桜の花弁が15枚 ページ15
［side 中島敦］
谷崎｢すンませんでした！｣
中島｢へ？｣
谷崎｢その、試験とは云え随分と失礼な事を｣
中島｢ああ、いえ、良いんですよ(意外と良い人だこの人…)｣
国木田｢何を謝ることがある。あれも仕事だ谷崎。｣
｢そうそう。国木田君も気障に決まってたしねぇ｣
ガタッと立ち上がり先刻、国木田さんがやっていた
｢『独歩吟各』！(ＣＶ細谷佳正)｣
国木田｢ばっ…違う！あれは手筈通りにしただけで…って声真似までするな阿呆！｣
｢え〜？良いじゃないか。｣
国木田｢ったく…！ともかくだ小僧。｣
中島｢？｣
国木田｢貴様も今日から探偵社が一隅。
ゆえに周りに迷惑を振り撒き社の看板を汚す真似はするな。俺も他の皆もそのことを徹底している。
なぁ、凛桜。｣
国木田さんが凛桜さんに話を振るが肝心の凛桜さんはお茶を運んできてくれた給仕さんに口説かれていた。←
給仕｢どうでしょう？この後お食事でも…｣
｢え？えーっと…？｣
国木田｢言った傍から口説かれてるんじゃない！
あと給仕さん。アンタは早く仕事に戻れ。｣
給仕｢は、はい…｣
｢頑張ってくださいね〜｣
給仕｢はいっ！////｣
国木田｢まったく…お前と云う奴は毎回毎回──｣
くどくどと国木田さんにお説教かまされてる
凛桜さんは置いといて、谷崎さんが話を切り出した。
谷崎｢ええと…改めて自己紹介すると、ボクは谷崎潤一郎。探偵社で助手みたいな仕事やってます。そンでこっちが…｣
ナオミ｢妹のナオミですわ♡兄様のコトなら……
何でも知ってますの。｣
中島｢き──兄妹ですか？本当に？｣
ナオミ｢あら、お疑い？勿論どこまでも血の繋がった兄妹でしてよ？このアタリの躯つきなんてホント
そっくりで……ねえ兄様？｣
中島｢え、いや、でも……｣
ポン、と肩を叩かれる。
国木田｢こいつらに関して深く追求するな！｣
中島｢あ……はい｣
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三ノ宮凛桜(プロフ) - mikki-さん» とても参考になるコメントありがとうございます！ (2018年12月26日 22時) (
レス) id: 0bcaa4bfec (このIDを非表示/違反報告)
mikki-(プロフ) - 微笑んでる表現はニコッとかじゃなく文で表現した方がいいですよ。折角設定が新鮮でいいんですから。書き方が分からないなら『○○ 表現の仕方』で検索すれば出てきますよ。 (2018年12月26日 22時) (レス) id: ff1721209b (このIDを非表示/違反報告)
赤徹(プロフ) - 三ノ宮凛桜さん» とても素敵なお話です！キャラ設定も私好みです！私も小説書いているのですが、成り代わりとか難しくて書こうと思うところまでは行くんですけど、中々書けないんですよねｗなのでこの作品を見て凄く面白いと思いました！更新頑張ってください！！！ (2018年12月18日 21時) (レス) id: 598406d5d8 (このIDを非表示/違反報告)
三ノ宮凛桜(プロフ) - シアトルさん» ありがとうございます！精一杯頑張ります！ (2018年12月17日 21時) (レス) id: 0bcaa4bfec (このIDを非表示/違反報告)
シアトル(プロフ) - 夜遅くに失礼します。こんばんわ、この作品を見て「そういう見方もあったか」と感嘆しました。これからも頑張ってください (2018年12月17日 21時) (レス) id: 93e9cd7354 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三ノ宮凛桜 | 作成日時：2018年12月7日 2時
