ちょっとだけ無理。

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なんやかんやで金曜日。







学校終わってバイトして、へとへとに疲れて家に帰ってきた。






「あ〜疲れたぁ〜」






帰ってきて手洗いうがいを済ませてすぐ、リビングのソファーにダイブ。









今日はおかんは会社での女子会とか言ってご飯食べに行ってるし、おとんはこないだから出張で全然家帰ってきてないし、おまけに弟まで遊びに行ってて居ないし








私も誰か誘ってご飯食べに行ったら良かったなぁなんてな。






でももう夜9時。



やっぱ夕食食べに行く時間じゃちょっと遅いよなぁ、






今から外出るのも面倒臭いし、ソファーからすぐそこのキッチンまで動いて冷蔵庫を開けた。







おかんに


なんか作って欲しいもん言うてみ、なんか作っとったるわ。


って朝に言われてんけど



ええよ、自分でなんか適当に作る


って言うてもたから当たり前やけどなんにも用意されてなかった。








「はぁ、」





適当にうどんでも作るか。



そう思って冷凍庫に入ってた冷凍うどんを取り出した時、








ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ






家のインターホンが鳴った。





「はーい。」





ｶﾞﾁｬｯ






玄関のドアを開けると、






「望？」





ﾄﾞｻｯ




「わっ、の、望？」





いきなり私に倒れかかってきた望。





望「はぁ、はぁ、」

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