＃見つけた光┊ mrkm ページ42
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(⚠︎あんまりカゲツくん出てません
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この世界には”魔法”というものが存在する
その”魔法”を使用するに当たって、必要なものが一つある
生まれる時に体の中で生成される”魔法の鉱石”
その鉱石は人により形、色、種類が違う
コツ、コツ、コツ
そう音を鳴らしながら、深夜の街の中を歩く
街灯には小さな虫が集まり光を浴びている
まるで、助けを求めているかのように
「今日も今日とて、治安の悪い街…」
表面だけを見ればこの街はとても綺麗で暖かい光に満ちている
けれど、箱を開けてみればどれほど綺麗な街でも闇が潜んでいる
きっとどんな国でも同じなのだろう
明るく小さな光の影には、とてつもなく大きな闇が隠れているのだ
早く、帰ろう
マフラーに顔を埋め、先程よりも早く足を進めれば履いているローファーがコツコツと音を鳴らす
昔と比べ、ガラッと変わった街をひたすらに進む
ただでさえ今日は運が悪い、早く帰りたい
雪に降られ、固まった雪で転びかけ、その次は雨が降った
風も強く寒い、本当に寒い
「……あれっ、て」
本当に今日は、運が悪い
家に帰るために裏道を通っていただけなのだ
まさかそこに小さい男の子がいるとは思ってもなかった
しかも冬に雪が降ってる中で、あんな薄着で
「どうしよ…ん？」
どうしよう、と悩み、言葉の途中であることに気がつく
「石が、無くなってる」
このままでは彼は死ぬだろう
何せ、”魔法の鉱石”が体の中から取り除かれているのだ
”魔法の鉱石”は”魔法”を使うにあたって
必要なものであると同時に、命の源でもある
命としては鉱石がなくとも成り立つが、この世界の人間は
その生命を”維持”することに”魔法の鉱石”の力を使っている
そのため、鉱石が無くなれば長く持たない
「………」
きっと少しだけ興味があったんだろう
鉱石が無くなった人間がどれほど生きれるのか
だからといって、私がこの少年を見送るのは嫌だった
もう二度と、私の目の前で、誰かに死んでほしくなかった
「………だ…、れ…？」
少年の前に屈み、少年の顔を見る
同年代の子と比べて、細くて幼い
そして私に気づいた少年の掠れた声が疑問を問う
私は少年に傘を傾け、微笑みを浮かべ答える
「＿＿ねぇ、私と一緒に行こうか」
僅かに頷いたのを確認し、少年の心臓辺りに手を当て呪文を唱える
そうすれば少年は光に包まれ、目には生気が宿った
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えびふらい(プロフ) - にゃーちゃんさん» ありがとうございます！🙏💕解釈一致！？！よかったです…😭💕お気遣いありがとうございます❗️頑張ります✊💓 (11月19日 10時) (
レス) id: 6ccacdffd6 (このIDを非表示/違反報告)
にゃーちゃん - 初コメ失礼します！解釈一致過ぎてやべぇ…ってなりましたw hsrbてぇてぇ…更新頑張って下さい。楽しみにしてます！ (11月14日 20時) (レス) id: fd6863f2a6 (このIDを非表示/違反報告)
えびふらい(プロフ) - さくらさん» わぁー！ありがとうございます！🙏💕助けちゃってますか…！？良かったです🫣💗優しい言葉嬉しいです！😭💓これからも頑張ります！！✊❤️🔥 (11月9日 16時) (レス) id: 6ccacdffd6 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - 推したちのかわいくかっこよくおもしろい反応を書いていただいて日々助かってます❕💗いつも更新を心待ちにしてます❗作者さまのペースでこれからも頑張ってください❕❕😘💕 (11月5日 18時) (レス) @page37 id: 93744aa2ce (このIDを非表示/違反報告)
えびふらい(プロフ) - まにるさん» ありがとうございます！🙏💕そう言ってくださって嬉しいです😭💓もっと楽しめるように頑張ります✊❤️🔥 (11月2日 11時) (レス) @page33 id: 6ccacdffd6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えびふらい | 作成日時：2023年9月17日 16時
