灰原とおはなし。 ページ7
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『、、ひとまず明日のためにさっさと寝よう。』
高専の門をくぐり、自分の部屋に戻る。
シャワーは浴びたけれど、中々寝付けない。晩御飯食べすぎたかななんて思ってもないことを思ってみる。
一級になれる、のかなあ。
今の気分で一級になれるわけないよ、なあ。こんな弱いメンタルのやつにみんな助けてもらいたくないだろ。
「−こと」
「-だ」
「-した」
硝子と五条と夏油かなあ。
やっぱ、さしすはさしす、でいちばんだよな。
私という部外者、しかも前世の記憶もち。なんで、なんで。
なんでみんなあんなに優しくしてくれるの?明らかに私が来てから原作通りではなくなった。
いやまあよかったんだけどさ、
ピコン
誰。こんな時間に送ってくる人って五条くらいしか知らないんだけど。
でもあそこで話してるしな〜〜誰だろ。
灰原あの!!!今時間平気ですか!!大丈夫だったら自動販売機前来てくれませんか!?!!
『灰原!?!!!!!!!!???』
つい、大きい声出しちゃった。てへっ。
、、つっこんでくれるひといないのってこんなに辛いのね、
これ、行ったほうがいいやつかな。でもいるよなーー、でたら。
いやひとまず行こう。こんな時間にとか言ったけど今9時半とかだし!?
ドアノブに手をかけ回した。
「寝てなかったのか」
『寝ようとしてたんだけど、よばれたからさ〜』
「は?誰にだよ」
『秘密、じゃ、いくね』
ごめん。話したくないわけじゃないんだよ!?
、、そんな顔しないでよ。なんも悪いことしてない、よ。
多分。
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