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『ぼっくん、今日みーちゃんと帰る?』
「待ってて!Aだけ!よかったら見ててくれてもいーんだぜ?」
『んー、じゃあ見てるね』
_幼馴染でも
「木兎は昔からあんなのか?」
『!??び、っくりした。鷲尾か、!』
_同じクラスでもない
「木兎さん、Aさんの誕生日っていつですか?」
「お?名前で呼んでるだと!?」
あーもう、誕生日知りたいだけなんだから木兎さん教えてくれたっていいのに。
_知りたいことばっか増えていく
「せっかくですから、木兎さんと写真撮ったらいいじゃないですか」
『えー?みーちゃんといい感じなんだから邪魔できないよ』
この人、自分が木兎さんすきってこと気づいてない?
『あ、じゃあ赤葦くんと撮ろっかな』
_フレームの中あなたは写り込んで
_笑ってピースしてくれたんだ
「へいへい!A俺とも撮ろうぜ!」
『うん、いいよ』
「いきますよ、はいチーズ」
_写真増えていく
_知らないあなた知りました
_Ah 僕が見てた世界は
_あなたの笑顔で色付いたんだ
『わたしっ、わたし、もっとはやっ、くきづきたかった、よ』
「、、泣かないでください」
泣かせるくらいだったら、俺が幸せにするのに。
_あぁまただ 気付いてほしい
「俺は、Aさんの笑った笑顔すごいすきです。見てるこっちが明るくなれるくらい」
_レンズ越しではただ眩しくて
『、あかあ、あし、くん』
「ほらやっぱ!!あかーしとAだ!!!」
「、、あー、私たちお邪魔、?」
_あなたとあなたの愛する人がいる
「Aさん、何も言わなきゃ伝わりませんよ。水野先輩こっち来てください」
「、、、やっぱりかー!頑張りなよ光太郎!!」
_最後の…最後の一枚
_“初恋”でした
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