君らの幸せを願うなら。【Satomi】【Colon】

幸せを願うなら。15 ページ20

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A side


なんやかんやころんは2日泊まり


今日は一緒に学校に行っている。


「ねみぃ」


『昨日あんなにゲームするから』


「Aはなんで眠くないの？！」


『朝と夜どっちも強いから〜』


ころんは朝弱いから今日起こすのに一苦労した。


「羨ましい〜」


『はいはい』


「なんだよ！その感じ！」


『どんな感じですか〜？』


「うわぁぁぁ！！イラつくぅぅぅぅ！！！」


『草』


こんな感じ久しぶりだな。


いつもと変わらない距離感。


だけど,ちょっとは私達近くなったかな？


そう自問自答を繰り返す。


「…A」


『ん？』


「遅刻するよぉぉぉぉぉぉぉ！」


…は？


ころんさん？


先に行きながら言わないで貰えませんか？


私はころんに走ってついて行く。


「もうダメだ。遅刻確定だ」


『はぁ…』


「なんだよ,そのため息！」


『早く行くよ,私はいいとしてころん成績下げられるよ』


「自分を棚に上げやがった！」


そんな会話をしていたら学校に着き


教室を開ける


「美男美女2人,遅刻だぞ」


『美女ないです』


「美男じゃないっす」


「そこじゃないだろ,後無駄に息あってんな」


するとクラスから爆笑の渦が。


「ねぇ,A」


『うん,言いたいことが通じた』


『「なんで,笑われてるの？」』




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200人突破しました。


ありがとうございます。

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