3話 ページ4
「ちょっといいか、大将」
「後ろきてんのかよああああ、ちくしょうぶっころ」
「大将〜」
「っしゃ、ざまぁみろ……あと10秒……は！？ なんてとこから狙いやがる」
「たーいーしょーうー」
「まぁ勝ったから良し」
やっぱイカって楽しいなー、目が疲れたからもう終わりにするけど
「大将っ！」
「ぅわっ」
急に後ろからほっぺを摘まれる
さっきの声からして
「薬研！」
「残念、手は信濃でした〜、懐ゲット〜」
さり気なく膝の上に座られた
可愛いから許す
「んで、どーしたの？」
「俺っち達は主とか大将とか言ってるけど、今はどうやら普通の人(お手伝いさん等)にも見えてるようだから多分人として存在してるっぽいんだ」
ちょ、長文読むと頭痛が………
「だから、大将の本名がしりたいの！」
信濃が私の髪を触りながら言う
「まぁ確かにゲーム内の名前はテキトーに決めたやつだしね、私はAって言うよ」
「わー、ボク達ができた頃とは全然違う感じの名前だねっ」
乱が私の隣に座る、"じゃあAさん…？Aちゃん……？"とブツブツ言っている
ほんとにね、近くに来るとより美しい
アニメの顔をリアルに描いたらこうだろうな、
って顔、まつ毛長いし目ぱっちりでくりくり、子顔で細くて……ほんとに癒やし
次の回でどれだけ皆が美形か伝えよう……
そして、買い物に行こう……
流石にこの出陣用の服は目立ちまくりスティだからね
それまではTシャツジーパンで誤魔化そう…
美形はそれだけで様になるしね
乱ちゃんには私の服着せたいなぁ……ふへへ
「大将顔が大変なことになってるぞ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：AQA | 作成日時：2017年8月9日 10時
