1 ページ1
「さて、皆さん2学期になりましたが、提出物はちゃんと持ってきましたかー?」
「「「「はーい!!」」」」
「ケッ 宿題なんかやってねーよババア!!」
「しょ、翔くんそういう事言っちゃダメでしょ」
「うるせんだよババア! 俺らもう小6なんだよ! ガキ扱いすんな!」
ガララ ピシャンッ
「翔くん………」
_____
「誰だお前」
急に勢い良くドアが開くもんだからそろそろ自己紹介の時間かなって思ったら金髪っぽい人が出てきた
「はぁ? 俺のセリフだわ! おめぇ転校生か?」
何だコイツ。私を誰だと思ってるんだよ、お前が今まで金髪で過ごせたのも私の操作能力が優れてたからだぞ
あ、今一般人だったわ
「うん」
「ふーん……担任のババアの言うこと聞かねー方いいぜ」
そう言ってどこかへ行こうとするから慌てて首根っこを掴む
「ぐぇ………んだよ! 離せよ!」
ちょっとコイツには説教が必要だな
軽く数億年生きてる私の説教を聞けるなんて恵まれた奴だな!
「お前なぁ、少しは感謝の気持ちを持てないのか? 誰のおかげで学校通えてんだよ。私だろ?」
「いや、ちげぇだろ」
ついうっかり素が出てしまった。てへぺろ
てへぺろって現世で流行ってるって聞いたんだけどどうなの!?
「あぁすまない。あのな、お前が何にキレてるか知らねぇがな、こう将来恥ずかしくならない程度にキレるのが1番だぞ?」
「んだようっせぇな! 喋り方キモいんだよ!! ……っんで離さねぇんだよ!」
とりあえずそいつを教室へ投げ込む
「まったく来る次元を間違えたわ。もっと賢い人がいるとこにいこう」
ガラッ
「神野さん! ………いない? あれ神野さんって誰だっけ…」
__続く
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ほたて | 作成日時:2017年8月16日 3時