検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:2,985 hit

2 ページ3

昇降口にクラスが貼ってあって
自分の名前を確認すると5組だった

「一番最後かぁ……遅刻した時ヤバそ」
「おい! お前ら! 女がいるぞー!!!!」
「「「うぉおおお!!」」」

無駄にイケボで誰かが叫んだあと俺は知らない人達に囲まれ、胴上げされた

「えっ、まっ、ちょ、え、怖い怖い、おろして! おろしてー!」

「皆やめるんだ! 彼女が怖がってるじゃないか!」
またイケボで誰かが話した途端俺は優しく優しく降ろされた

「すまない、ここはなんせ男子校でね、女子を見ると皆気持ちが高ぶってしまうんだ」
「いや俺男なんで……」
「「「「ええええええ」」」」

こっちがえええだわ

「てか、貴方達誰なんですか?」
「ああ、紹介が遅れたな。私達は織地成高校応援団だ!」
「「「オスッッ」」」
うっ……

「俺達は新しく入る後輩達の教室案内係りなんだ」
「「「オスッッ」」」

うるさっ!

「そうですか、それでは」

なんかこの場だけ無駄に暑くなって来たからすぐに涼みに行きたかった

「あー、まって! その、一目惚れってやつなんだ、だから教室案内だけでもさせてくれないか?」

……えー、なにこの急な展開
俺男だし……
でも先輩だしなぁ、後でボコすとか言われたら怖いし
案内くらいいっか…

「えっと、じゃあ、5組までお願いします…」

先輩の顔が一気に明るくなった

「ここの階段を登って、、ここを右に曲がって、、ここを左に曲がって、、ここを真っ直ぐ進んで、、最後に右に曲がると5組だ!」

「いや、複雑すぎだろ」

3→←1



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (3 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
3人がお気に入り
設定タグ:オリジナル , 男主 , 男の娘 , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:AQA | 作成日時:2017年7月13日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。