4話 ページ5
ケイトside
｢おい。見てみろよ｣
面倒な授業が終わりだらだらと廊下に出ると新入生達が騒いでいた。話題の中心は
(やっぱ、Aちゃんか)
新入生達の目線の先を辿ると教室移動中なのか教科書を抱えて澄ました顔で歩いていた。写真に収めたくなるほど歩いているだけで絵になる光景だった。
｢先輩から教えてもらったけどあの人双子の 兄弟が居るらしい｣
正確に言うと兄弟ではないけどね……なんて心の中で否定する。無意識に首を触る動作をするオレは遠くから彼女を見守っていると新入生達が
｢隣に歩いてる人かな。背デケェ……｣
｢本当に兄弟か？似てなk｣
オレは思わず禁句を口にしようとした新入生の口を手で覆った。
｢むぐっ｣
ケイト｢はいはい、新入生ちゃん達それ以上言っからまずいよ？｣
オレはチラッと彼女を確認すると足を止め此方を見ていた。
(結構人いるのに分かっちゃうんだ、さっすがー……それよりも)
オレの手を払いのけた新入生がオレの方を見て｢なんすかいきなり！｣と驚いていた。オレはゴメンゴメンと謝りAの話をしていた新入生たちの肩を持ち
｢よく見てみてよ、彼女のボディーガードが睨んできてるぞ｣
｢ﾋｯ｣
ようやく新入生達は今の状態に気づいたようだ。彼女の両端にいたリーチ兄弟が此方を殺意が混じった眼差しで睨んでいた。
何もしてないオレでもその瞳を見て背筋が凍った。
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ゆきな(プロフ) - イケメンお兄ちゃんに甘えたい← (2020年7月14日 0時) (
レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
�麌� 琴音��(プロフ) - ゆきなさん» わかる、ただしイケメンに限るw (2020年7月13日 12時) (レス) id: fb1e3128d3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - お兄ちゃん欲しい…(一人っ子) (2020年7月11日 14時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
�麌� 琴音��(プロフ) - ノアさん» ありがとうございます！直しておきますね (2020年6月18日 11時) (レス) id: fb1e3128d3 (このIDを非表示/違反報告)
�麌� 琴音��(プロフ) - 妃奈さん» 少しお待ちを。 (2020年6月18日 10時) (レス) id: fb1e3128d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：�麌� 琴音�� | 作成日時：2020年6月11日 4時
