私とリーチ兄弟は。【ツイステ】 (ページ11)

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9話ページ11

それからというもの落ち着いてリドルと話す事は出来なかった。いつもハーツラビュル寮生を叱っているリドルを見かける。そしてユニーク魔法を使っていた。
その姿を誰も叱らない。トレイすらも。
どうしようか迷っているとアズールに言われた。

アズール｢余計な事に首を突っ込まないでくださいね｣

釘を刺されてしまった。私はしばらく黙りこくるしかなかった。

……。

私がリドルの事を考えながら飛行術の授業を受けているとほぼ地面に足がついているち下の方で

ジェイド｢Aｯ！前！！｣

(え、前？)

私は前を見ると他の生徒がこちらに勢いをつけながらこちらに向かってきた。どうやら箒が暴走しているようだ

｢え。まｯ…… ｣

リドル｢｣

何かの魔法を唱えたリドル。間一髪で私と箒を暴走させていた人との衝突は避けられた。

｢よかっ……へっ｣

私は気を抜くと箒から手を離してしまい身体が真っ逆さまに落ちていく。この高さは不味い……

｢きゃぁぁあ！！｣

動揺して上手く魔法が使えない。私は目を瞑ると

？｢｣

聞きなれた声が呪文を唱えると私の身体を何かが優しく包み込み体温を感じる

フロイド｢A、大丈夫？｣

｢ふ、フロイド兄さん……｣

フロイド｢怪我ない？｣

｢う、うん｣

私がカタカタと震えるも頷くと真剣な表情の兄さんが安心したように｢はー｣と息を吐く。

アシュトン｢おーい大丈夫か！｣

先生が駆け寄ってきたがフロイド兄さんはギュッと抱きしめたまま

フロイド｢医務室連れていくんでー｣

お姫様抱っこしままのフロイド兄さんは私にぶっかりそうになった生徒をギロッとひと睨みし医務室に向かう。