私とリーチ兄弟は。【ツイステ】 (ページ14)

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12話ページ14

｢……はーいオクタヴィネルでーす。しゅーきんにまいりました〜｣

私はコンコンとドアをノックするも返事がなかったが部屋の中に気配を感じるので私はドアを蹴り破る

｢居留守しても無駄ー……ね？観念して。約束は守ろうね｣

部屋の中には8人居た。私は首を傾げ2人は今回のターゲットだがあとの6人の顔は見た事ある。

｢…………そこの2人はわかるけどあとの6人どうしてここに？全員うちでお金借りて払えてない人達だよね？｣

今日は集金日、で私とフロイド兄さん、ジェイド兄さんは分かれて別々の集金をしている

A｢お前はリーチ兄弟みたいに厄介じゃないからな、お前を捕まえてあいつら３人の弱みを握りチャラにさせるって訳で……捕まってくんね｣

｢…………男が寄ってたかってみっともない。兄さん達を見習ったら？真っ向から喧嘩ふっかけてるけど｣

B｢あ？？ごちゃごちゃうるせぇ！お前が捕まれば丸く収まる話だ。｣

｢いや何処が丸く収まるのかな……｣

C｢うっせえ！｣

私は頬に激痛が走りしりもちをつく。殴られたのだ。私は頬に手を当て

｢こんなことしても借金は変わらないし、金額上げられるかもよ。｣

私はスクッと立ち上がりスカートをはたき、

｢久しぶりに本気で相手してあげる｣

……。

｢はぁ…………はぁ……｣

私は足や手や頬から血を流しながらもフラフラと人気のない道を歩く。

｢これじゃ……帰れない｣

私は少し赤黒くなった手袋を捨てる。

｢思いっきり殴りかかってきちゃって……後から兄さん達に絞められても知らないんだから｣

ブツブツと文句を言いながら植物園が目に入りそこで休もうと入る。

｢……あれ……レオナ先輩｣

レオナ｢ちっ……妙に血の匂いがすると思ったらお前か｣

｢私だよ｣

私は木の影で昼寝をしている彼の隣にストンと座りすやすやと寝始める

レオナ｢ここで寝んのかよ……｣

ラギー｢あれ、レオナさん……って何でAさんが｣

レオナ｢知るかよ……おい、ラギー此奴治療しとけよ｣

ラギー｢相変わらず女性には優しいんすね｣

レオナ｢当たり前だろ｣