守りたいもの【中原中也】

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Aside



「Aちゃん、之…」

「はい。」

今は執務室に太宰幹部と私が朝から晩までいる。

何故か？


この包帯上司が仕事を溜めたからだよ？

(いやいや、私も彼の仕事の管理をしていなかったのが悪いけど…。まさか１週間、中原幹部の所で任務があったので、太宰幹部から離れたら之ですよ。しかも部下からは「Aちゃん居ないんならやらない。」と言って部下を困らせるし…嬉しけど…。仕事が終わってないということで、ほかの所からは太宰幹部に文句言えるわけも無く、私に文句を言ってくるし…はぁ。)


まあ、何故太宰幹部の側近である私が中原幹部の所で任務は誰が仕組んだか大体見当はついている。

首領だろう。

私への嫌がらせだろうと思う。


あと残っているのは

目を通す資料の数を約40枚。

太宰幹部のサインを書かないといけない資料約10枚。

…さ？

合計してみてください。

そして今は夜の8時。


さあ、私達は何時帰れるのでしょうか？

ブラック企業！←最近覚えた言葉を使いたくなるお年頃。


コンコン


ドアをノックが聞こえ、手が離せなかったので

「どうぞ。」

というと、


「おー、やってんな。」


中原幹部が入ってきた。

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