42 ページ47
Aside
太宰幹部の帰りが遅い事がある。
彼に聞けば
「友人と飲んでいるんだよ」
…正直太宰幹部にご友人が居たのに驚いた。
私はそれ以上聞けなかった。
いや、聞いてはいけない気がした。
追いかける理由にも行かないので
「何事も無ければいいんですよ。
もし、何かあったら呼んでくださいね。
直ぐ駆けつけます。」
と言ってある。彼は嬉しそうに微笑んで「うん」と子供のように笑った。
私はそんな笑顔が守れればいいのだ。
私は彼を見守ろう。
これ以上迷惑かけてはいけない。
そう思っていた。
…。
「今日も遅いのかな?」
時計を見れば夜1時を回っていた。
私は今日は朗読は無しとふんで、私はベッドの冷たい布団に潜る。
こんなにこのベッド広かったっけ?
太宰幹部が居ないと何故か異常に広く思える。
隣を見ると誰もいない。
あの温かい体温が何処にもない。
心に穴が開いた感覚になった。
ああ、これが寂しいというものなのだろうか。
何故か私の頬に水が流れた。
涙だ。
「あ…れ…?」
とても冷たく。
とても切ない気持ちになった。
貴方に出会って寂しいという気持ちを知りました。
119人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
麌 琴音(プロフ) - ゆっき〜なさん» ありがとうございます!更新亀ですがこれからもお付き合いいただけると嬉しいです! (2017年11月6日 5時) (レス) id: 177fd1c1c3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっき~な - 初めまして!面白いです。頑張ってください( ・∇・) (2017年11月6日 0時) (レス) id: 597d4e34a8 (このIDを非表示/違反報告)
麌 琴音(プロフ) - らんら♪さん» らんら♪さん見つけられてよかった!ありがとうございます (2017年10月26日 5時) (レス) id: 177fd1c1c3 (このIDを非表示/違反報告)
らんら♪ - やっと見つかったw面白いよ!頑張ってね (2017年10月25日 23時) (レス) id: e91c587f64 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:麌 琴音 | 作成日時:2017年10月18日 21時