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太宰side

「♪♪」




ジャラ




「 ふんふ ふーん♪」



私が鼻歌を歌っていると怖い顔の彼が入ってきた。



コッ

階段を降り

羅生門で私の直ぐ横の壁に攻撃する。

おぉ…怖い怖い




私は気にせず鼻歌をやめない。



「たらーっ
たったー♪」



痺れを切らしたのか私の首を羅生門で掴む




「…ああ
君いたの」

私の首に触れていた羅生門はサァァと消え去る。


「此所に繋がれた者が如何な末路を辿るか―――
知らぬ貴方ではない筈だが」



忘れるわけない





私は呑気そうに言う


「懐かしいねぇ
君が新人の頃を思い出すよ」


私は辺りを見回す




「貴方の罪は重い
突然の任務放棄
そして失踪




剰え
Aを捨て
今度は敵としてAの居るマフィアに楯突く
とても―――



とても元幹部でありAの主の所業とは思えぬ」






A…を捨てた…ね…




間違っては居ないかな




「そして君の元上司の所業とは?」



と私が聞くと



ゴッ




殴られた。




血が流れてしまったな
Aが見たらアワアワするだろうね
楽しみだ

内心そんな事を考えていた。



「貴方として不損不滅ではない
異能に頼らなければ毀傷できる



その気になれば何時でも殺せる」




へぇ




無理だと思うな




君が私に勝つなんて





それにこの時点で私の目的に気づいていない時点で君の負けだよ



「そうかい

偉くなったねぇ」

「…」


「今だから云うけど
君の教育には難儀したよ
呑み込みは悪いし独断専行ばかりするし
おまけにはあのぽんこつな能力!」


「…!」


グッ…



彼の手に力が入る。



おやおや

「貴方の虚勢も後数日だ
数日の内に探偵社を滅ぼし人虎を奪う



貴方の処刑はその後だ
自分の組織と部下が滅ぶ報せを切歯扼腕として聞くと良い」





………へぇ



「できるかなあ
君に




私の新しい部下は君なんかより
よっぽど優秀だよ」







ゴッ




辺りに血が飛び散った

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麌 琴音(プロフ) - ゆっき〜なさん» ありがとうございます!更新亀ですがこれからもお付き合いいただけると嬉しいです! (2017年11月6日 5時) (レス) id: 177fd1c1c3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっき~な - 初めまして!面白いです。頑張ってください( ・∇・) (2017年11月6日 0時) (レス) id: 597d4e34a8 (このIDを非表示/違反報告)
麌 琴音(プロフ) - らんら♪さん» らんら♪さん見つけられてよかった!ありがとうございます (2017年10月26日 5時) (レス) id: 177fd1c1c3 (このIDを非表示/違反報告)
らんら♪ - やっと見つかったw面白いよ!頑張ってね (2017年10月25日 23時) (レス) id: e91c587f64 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:麌 琴音 | 作成日時:2017年10月18日 21時

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