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Aside
治に連れられ探偵社に着いた。
私は探偵社の事務所のドアノブに手をかける。
その手は震えていた。
私はマフィアから逃げたとしてもポートマフィアの人間ということには変わりはない。
そんな人を敵対組織である探偵社は受け入れてくれるだろうか。
震える手をそっと大きな手が包み込んだ。
「…大丈夫だよ、探偵社は君の味方だよ。」
ニコッと笑う治。
「…う、うん。」
そっとドアを開けると、
鬼のように怒った顔の眼鏡をかけた男の人がコチラに向かってきた。
「…。」
私はサッと治の後ろに隠れた。
「やあ国木田君。」
「太宰!
毎度毎度遅刻し……ん?
…太宰、まさかお前…犯罪に手を染めるとは… 」
私を見ていう。
ん?
「国木田君、君は私のことをどんな目で…シクシク
悲しいよ国木田君。」
「五月蝿い、まさか子供を誘拐するなんてな。見損なったぞ」
んん?
こ、子供?
え、話的に
私…ですよね?
「あ、……あの」
私が治から離れて眼鏡をかけた男の袖を掴む。
「…私…21です。」
というと眼鏡がパリーン。
そんなに驚く?
「ハハハ、国木田君今の顔傑作だよ。」
とお腹を抑えて笑う治。
身長伸ばそう
私はそう思った。
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麌 琴音(プロフ) - ゆっき〜なさん» ありがとうございます!更新亀ですがこれからもお付き合いいただけると嬉しいです! (2017年11月6日 5時) (レス) id: 177fd1c1c3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっき~な - 初めまして!面白いです。頑張ってください( ・∇・) (2017年11月6日 0時) (レス) id: 597d4e34a8 (このIDを非表示/違反報告)
麌 琴音(プロフ) - らんら♪さん» らんら♪さん見つけられてよかった!ありがとうございます (2017年10月26日 5時) (レス) id: 177fd1c1c3 (このIDを非表示/違反報告)
らんら♪ - やっと見つかったw面白いよ!頑張ってね (2017年10月25日 23時) (レス) id: e91c587f64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:麌 琴音 | 作成日時:2017年10月18日 21時