守りたいもの【中原中也】

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太宰side



私の名前は太宰治。



元ポートマフィアの歴代最少年幹部。



そして今は武装探偵社の社員でもあり自 殺主義者である。




「太宰幹部は中也が好きなんですよね」




そして今、私が愛している女性が私の大嫌いな男を私が好きと言った。




何をどうしたらこうなったのかな



私は彼女の肩に顔を埋め




「…ど、どうして、そうなったんだい？」



珍しく私は動揺してしまった。
彼女はケロッとして


「前に『私と中也の関係には口を出さないでくれ。可愛い可愛い中也に迷惑かけないでね。』って。」



うん、それ嘘だよ

つい真顔になった。


君が中也と付き合う前に中也の邪魔をしようとして言った嘘の言葉だった。



その罪がいま帰ってくるとは…





「…うん、それ嘘だよ。私は君が好きだよ。」



「え、嘘なんですか。」






当たり前だが私の告白にはスルーのAちゃん。



「……何であんなチビを好きにならないといけないんだい？」



「…その言葉私にも突き刺さるのですが。」←中也より低い


「君は可愛いんだから身長なんて気にしないで！そして好…A「そうですか。」




遂には告白を最後まで言わせてくれない





そんな君も好きだけどね

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