彼氏に嫉妬させよう大作戦。

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you side









｢もしかして、その案…｣


｢そう、そのもしかしてだよ。｣









ひとつひとつ、ゆっくりと説明してくれたジミンは、未だに私を抱きしめている









｢ごめんなさい…っ。｣







全部、私の誤解だったんだ。



こんなにも私のことを思ってくれてたのに、傷つけてしまったんだ。







｢ううん、俺もごめん。｣





ぎゅっ、と腕の力を強めたジミン


私も彼の存在を確かめるように抱き締め返す。









｢あー…、Aがいるぅ…｣




目を細めて笑うジミンが懐かしく思えて、胸がきゅっとした。









｢…A、









好き｣







＿＿＿＿＿私も好きだよ




そう言おうとしたのに、唇を塞がれた




ちゅ、と触れるだけのキス



…久しぶりすぎて全然足りないよ。









今度は私から、もう一回した。



そして、何度も、何度も、繰り返す。









｢ジミン好き。｣

｢俺はAよりも好き。｣

｢私の方が好きだから。｣




なんてくだらない会話が本当に嬉しくて





｢泣かないで、｣


頬に伝う雫を、そっと拭ってくれる。






｢A不足だったよ。まだ足りない。



…テヒョナといちゃついてて、ムカついた。嫉妬した。








…もう絶対、離さないから。



Aは……俺の。｣






｢うんっ｣




どきどきする言葉がたくさん聞こえて、体温が上がったのが自分でもわかる









｢ねえジミン｣


｢ん？｣









.









｢愛してるよ。｣









＿＿＿＿end.

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