百三十五本 ページ40
日向side
｢鉄串の隠し場所は…骨付き肉の中じゃないのか！｣
花｢な、なななななななななな…！な、何を言ってるんだよぉ…そんな所に…凶器なんて隠す訳が…｣
終｢さ、さすがにあり得ねーだろ！だって、食い物の中だぞ！？｣
｢あり得ない…俺と十神もそう思ってた…だからこそ見逃してしまったんだ…｣
ー｢さっきのシュラスコのような危険物は、そこの料理の中にはなさそうだ｣ー
ー｢そう…みたいだな…｣ー
ーふぅ、魚や肉の骨まで危険とか言い出したら、どうしようかと思った…ー
｢逆に言えば…凶器を隠せるような場所なんて、あの時調べられなかった食べ物の中くらいなんだ、そして、その食べ物の中で、鉄串くらいの長さの凶器を隠しておける場所なんて…骨付き肉くらいしかないんだ！｣
弐｢ど、どうなんじゃああああああああっ！？｣
花｢も、黙秘権を使うばぁい！｣
西｢そんなのある訳ないじゃん！｣
澪｢だ、だったら、確かめてみるしかないっすよ！｣
終｢あの美味そうな骨付き肉を食って、中から鉄串が出てくりゃあビンゴって訳か…！｣
左｢おしっ、モノクマでもモノミでもいいから、今すぐあの骨付き肉を持って来い！｣
終｢1分だ…1分ありゃあ…オレがあの肉を食い尽くしてやんぜ…！｣
花｢ちょ、ちょっと待ちなっせい！タイム！タイムだってタイム！｣
弐｢何をしとんじゃあ！！さっさと持ってこんかぁいいいいい！！｣
モノ｢あ…それがでちゅね…｣
小｢あれ…？モノクマはどこ行っちゃったの？｣
モ｢ボクなら…ここだよ…！もふっ……お先に頂いちゃってまーふ！｣
澪｢ぎゃああ！クマが肉食ってるぅぅぅぅぅ！！…って、よく考えたら普通っすね｣
モ｢もふもふ…何これ…うまいもんだなぁ｣
終｢こ、こんちくしょう！それはオレん肉だぞッ！｣
モ｢生まれて初めて食べたよ、なんて言うかその…野生の味を思い出す味だ｣
筒｢モノクマなのに野性時代なんかあったんだー！｣
モノ｢とんでもないウソつき野郎でちゅー！！！｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：コヒ・ミルキー | 作成日時：2024年1月8日 0時
