【真宮寺是清】君は誰よりも美しい【男主】 (ページ8)

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横山side

ご飯をいっぱい食べてお腹も膨れた
このままじっとしていれば眠くなるかな〜と考えたその時
お昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴り響いた

真「おや、予鈴だネ」

『もうそんな時間？えぇ…めんどくさいな〜でも…久々の学校だし…行かなきゃもったいないかな〜』

ぶっちゃけ言うとボク学校嫌いなんだ〜
ボクが疲れてる事なんて気にしないで
みーんなボクに寄ってくるんだもん

でもボクは誰にも言わないよ
こんなの…誰もわかってくれないし
贅沢な悩みだって言われるだけだからね！

『…じゃあそろそろ行こっか、遅れたら怒られるよ〜？』

真「そうかもしれないネ、ただでさえ超高校級の才能を持っているという事で目立っているのだから、授業をサボった、なんて噂は一目散に広がるだろうサ、まぁ…そんな所も許されてこその超高校級の才能だとも言えるけどネ」

才能…ボクって本当にその名にふさわしいのかなー？
ボクより凄い俳優さんはいっぱいいるし
ボクより大きくてかっこいい俳優さんもいっぱいいる
なんでボクなのかな〜

不思議だなぁ…まぁそんな事考えたって
演技しか取り柄のない、頭の足りないボクなんかじゃ
一生かけても分からないんだろうな〜