【真宮寺是清】君は誰よりも美しい【男主】 (ページ7)

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真宮寺side

横『超美味しい！！こんなに美味しいものを作れるなんて真宮寺くんは天才だね！』

「そこまで気に入ってくれるとは思わなかったヨ、良かったらもう一つどうだイ？」

横『いいの？やったぁー！』

横山君は一口噛む度に幸せそうな顔をする
子猫を餌付けしている気分ダ
まぁ卵焼きを頬張る横山君の姿は
子猫と言うよりはハムスターだけどネ

それにしても彼は本当によく食べるみたいだネ
彼の周りには惣菜パンやジャンクフード
スイーツが沢山置いてある

彼はそれらをとても美味しそうに食べている
見ているこっちも満足するくらいに

横『あ、これ、真宮寺くんにもあげる！ちょっと買いすぎちゃってね〜こんなに買ったってバレたらお母さんに怒られるから家には持って帰れなくてさ〜』

そう言って横山君は僕の前に
一食分を並べタ、丁寧にデザートも置いてネ

「君はそれを全部食べるのかイ？」

横『勿論！夜も撮影があるから体力付けなきゃだもん』

「撮影ネ…今はなんの撮影をしているんだイ？」

横『今はね〜“星屑を瓶に詰めて”っていうファンタジーと…恋愛を混ぜ合わせた綺麗な雰囲気のドラマだよ』

“星屑を瓶に詰めて”か…
確かクラスの誰かが話していたネ
最近ドラマ化した人気小説の主人公役が横山君だと

…何だか聞き覚えがある題名だと思ったら
姉さんが気に入っている小説じゃないカ

横『先輩達も凄い皆凄い俳優さん達だし、衣装も凝ってるからボクはあのドラマを凄い気に入ってるんだ〜今日の夜に確か…8話が放送されると思うから良かったら見てね！』

「嗚呼分かっタ、君がそこまで言うなら見てみるヨ」

今日は姉さんのお見舞いに行く予定だけれど…
迷惑でなければ病室で見ようかナ