八十六本 ページ39
筒見side
花「ぼ、ぼくは信じてないよ…十神君が死んだなんて…そんな信じてないけど…わ、わかったよ…やればいいんだろ…」
ソ「そうするしか…全員で生き残る道はないですものね」
小「こんなのが…アタシ達が生き残る為の唯一の方法なんて…」
犯人を探し出す事が…
僕達が生き残る唯一の希望…
うぅ…こんなのが希望だなんて…
日「それでも…やるしかないんだよな」
モ「ジャンジャジャーン！操作タイムが開始すると見せかけてからの…ザ・モノクマファイル！やっぱ、素人のオマエラにはこれが必要だよね！」
日「な、なんだよ…モノクマファイルって…」
モ「まったく、決まり事をイチイチ説明するのは、骨が折れますなぁ…ま、骨なんてないんですけどね…とか聞いた事あるギャグ言わせんなよ！」
日「……」
モ「えー、モノクマファイルには死体に関する事実を正確かつ丁寧にまとめてあります、オマエラの捜査がスムーズに進むように、優しいボクがまとめあげたんだ！マスコット界のマザーテレサと呼ばれたいほど、優しいボクがねっ！」
モノ「呼ばれたいって…ただの願望じゃないでちゅか！」
モ「おや、意味なしマスコットのモノミちゃんは、まだこんな所にいたんだね？」
モノ「意味なしマスコットなんてジャンルに組み込まないでくだちゃい！」
モ「ほら、行くぞ！オマエの出番は終わりだ！ボクと一緒にさっさと引っ込め！」
モノ「痛いー！耳を引っ張らないでー！もげちゃうー！」
…やっと、いなくなった
日「モノクマファイル…か…」
とりあえず、目は通しておいた方がいいのかな…
…すごい…本当に事細かく書いてある
傷つけられた部位、死因、死亡時間まで
……1人も犠牲を出さないって言ってた十神君が…
最初の犠牲者になってどうするんだよ…
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作者名：コヒ・ミルキー | 作成日時：2023年11月18日 11時
