八十五本 ページ38
筒見side
七「あ、始める前にちょっといいのかな？クローズサークル系の推理ゲームとかだと、ここで現場を見張る人とか決めておくんだけど…私達はどうしよっか」
西「そっか、犯人に証拠隠滅とかされたら大変だもんね、犯人に逃げられちゃうもんね」
罪「しょ、証拠隠滅…？」
澪「守るならピッタリな体格の人がいるっす！ほら、そこの人！」
弐「…う…うおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ！」
日「な、なんだ？どうしたんだ？」
突然叫び出した弐大君は
猛スピードで大広間から飛び出して行った
左「あいつ…見た目の割に繊細なハートを持ってたんだな…」
日「…そ、そういう事なのか！？」
小「あのさ…現場にはワタシが残るよ…死体を調べられる自信なんてないし…頭がいい訳でもないから…せめて十神の傍にいてあげるよ、それが見張りって事でいいんでしょ？」
罪「こ、小泉さぁん…」
罪「あ、あの…あのっ！わ、私も頑張りますぅ！足を引っ張らないように…精一杯やりますぅ！す、少しなら検死だってできますし…医療に携わる人間の勤めとしてやらせてくださぁい」
威『じゃあ…俺もやるよ、俺は一応…医者だし、二人いれば気分が悪くなったら時、どっちかが休憩できるだろ…』
七「罪木さんと威榧くんも残る…って事でいいのかな？」
澪「で、具体的にはこれから何をすればいいんすか？唯吹にはサッパリっす！」
狛「当たり前だけどボクらは素人だ、砂浜の砂粒を1つずつ観察して、その中から手掛かりを探し出そうとしても仕方がない、そんな方法が可能なのは警察だけ…ボクら素人には不可能だよ、だから…まずは直感を大事にしよう、そこから証明していくんだよ、十神クンを殺した犯人なんていないって事をね」
モノ「だけど…仲間の死を調べるなんて残酷でちゅね…」
罪「でも…やるしかないですもんね？断ったりとか…できないですもんね？」
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作者名：コヒ・ミルキー | 作成日時：2023年11月18日 11時
