六十五本 ページ18
筒見side
あの十神くんがパーティーをやるって言ったから
みんなの空気がなんだか軽くなった気がした
澪「ねぇねぇ明楽ちゃーん！夜まで暇だしこれから島を探検にでも行かないっすか？？」
「えーどうしよっかなぁ、あんまり疲れるのは嫌だし…」
ソ「いいじゃないですか、こんな綺麗な島に来れる機会なんて滅多にないのですから元気に歩き回りましょう！」
左「ソニアさんがそう言ってんだから、一緒に行こうぜ」
「左右田君…ソニアさん贔屓がすごいねぇ」
左「うるせぇよ！とにかく、パーティーの時間まで俺らでパーッと遊ぼうぜってこった！」
「まぁいいや、いいよ！遊ぼー」
澪「おっしゃー！テンションぶち上げっすー！！！」
ソ「皆さんと遊べるなんて光栄ですわ！」
左「おっしゃ、じゃあ山行って虫取り行くか！」
澪「うぎゃあ！山は嫌っす！虫チョー嫌いっすー！」
ソ「山…素敵じゃないですか！珍しい虫や美味しい木の実がたくさんあるかもしれませんよ！」
「僕も山はいやだなぁー山登り疲れるもん」
左「そんときゃ俺がおぶってやるよ」
「なら山にさんせー！」
澪「えぇ！？明楽ちゃん！？」
「大丈夫だよ、虫なら左右田君が全部捕まえてくれるよ」
唯吹ちゃんがシュンとしてる
僕も唯吹ちゃんと同じように
虫がきらいって言えばよかったかなぁ
まぁ…いっか
「じゃあ左右田君おんぶしてぇ、山行くよー！」
左「はいはい…わぁった、わぁった…ほらよ」
わぁ…僕一人じゃ味わえない高さだなー
…風が気持ちいい
ソ「綺麗な虫はいるでしょうか…？」
澪「うぐぐ…しゃーないっす、山…そうと決まれば、高級なカブトムシ捕まえるっすよー！！！」
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作者名：コヒ・ミルキー | 作成日時：2023年11月18日 11時
