六十二本 ページ15
威榧side
罪「パ、パーティー…ですかぁ？」
十「そうだ、朝まで一晩中の盛大なパーティーにするぞ」
澪「しかも、朝までコース！？」
筒「朝までかぁ…」
十「言っておくが、欠席は認めんぞ、これは全員強制参加のパーティーだ」
左「お、おい…パーティーとか…こんな時に何言ってんだよ…！」
十「こんな時だからこそ…なんだよ」
小「でも、やっぱり…パーティーなんてしてる場合じゃ…」
狛「…あ、待って、ボクは賛成だな…だって、このまま沈んでても仕方がないし…むしろ、こんな時だからこそ、ボクらは互いに親交を深め合うべきかもしれないよ、十神クンもそう考えたんでしょ？だから、パーティーなんて言い出したんだよね？」
十「…意味などどうでもいい、とにかく…今晩は俺達全員が1つの場所に集まっておく“必要”があるんだ」
田「…随分と含みのある言葉だな？」
十「とにかくこれは決定事項だ！パーティーを開催するぞ！」
罪「で、ですけど…一晩中やる必要はないような…」
筒「そうだよねぇ一晩中とかめんどくさいし」
十「…なければ、そんな事は言わん」
罪「す、す、すみません！でしゃばって…本当にすみませぇん！」
弐「何事でもオンとオフの切り替えが重要…こんな時だからこそ気晴らしが必要なのかもしれんな」
終「…んじゃ、パーっとやろうぜ！」
花「あ、そういう事なら、ぼくも料理の腕を振るっちゃうよ？」
筒「なら僕も余興に何か面白いことやろうかなー？」
七「で、パーティーを開催する場所は？このレストランでいいのかな？」
十「いや、ここではダメだ…もっと外部から干渉を受けない場所が相応しい、あのモノクマでも立ち入れないような場所…閉ざされた空間が条件だ」
七「…閉ざされた場所？」
田「ここがダメならロビーも同じか…あちらも閉ざされた空間とはほど遠い」
ソ「誰かのコテージって訳にもいきませんよね…この人数だとぎゅうぎゅう詰めになってしまいます」
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作者名：コヒ・ミルキー | 作成日時：2023年11月18日 11時
