五十九本 ページ12
筒見side
んー、こんなにぐっすり寝たのは生まれて初めてだなー
いつもは朝早くから撮影があるし
貴重な休憩時間もお母さんが別の仕事入れてるから
全然休めないし…
この島は結構いいかも、風も気持ちいいし
みんなといるのも結構楽しいからねー
でも、外に出る扉を開けた時
いつもの日常に戻っちゃいそうで…ちょっと心配
そう思って恐る恐る扉を開けると
そこには今まさにこの扉をノックしようとしてたらしい
ペコちゃんが立っていた
辺「起きていたのか筒見、モノクマの放送が終わったのに部屋から出てこないから心配していたのだ」
「えー！ペコちゃんに心配されるなんて嬉しいなー」
最初はペコちゃんも
九頭龍くんとおんなじ一匹狼タイプかと思ってたのに
話せばすごい優しい子で一緒にいて楽しいんだー
辺「全く…こんな状況だと言うのに筒見は楽しそうだな」
「あったりまえじゃーん、今日初めて同い年のお友達ができたんだもん、こんな綺麗な島に来れる事なんてそうそうないんだよー？それなら楽しまなきゃそんだよ！」
本当に…楽しまないとやってられないし
少なくとも…
ペコちゃんの傍にいれば危ない目には合わないと思う
僕は、男なのに…こんな事思うのは最低だけど…
「…ん？なんか騒がしいなー」
辺「行ってみるか、コロシアイが起こっているとは思えないが、他に問題事が起きている可能性がある」
「そうしよー！」
まぁどうせ左右田くんが騒いでるだけだと思うけどねー！
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作者名：コヒ・ミルキー | 作成日時：2023年11月18日 11時
