【狛枝凪斗】この薔薇を君に【男主】 (ページ1)

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五十本ページ1

日向side

九「ふざ…けてんじゃねーぞ…」

左「そ、そうだ！誰が人殺しなんてするかって！」

モ「“殺せ”とは言ってないよー、やるかやらないかはオマエラ自身が決める事だからね、だけど、気を付けてね！青春は短いんだからね！40代になってからコロシアイを始めても遅いからね！」

花「し、信じない…信じない…ぼくは何も信じませんよーっと」

小「さ、殺人が起きなかったらどうなるの？このまま私達はこの島から出られないって事？」

モ「さぁ、どうでしょう！とにかく、これからは、清く正しくコロシアイ修学旅行って方向で頼んます」

小「ま、待ちなさいよ！どうしてアタシ達が殺し合わなくちゃいけないのよッ！」

筒「そうだよ、僕達今日会ったばっかりの初対面だよ！？初対面じゃなくても理不尽なのに…」

モ「そんなの決まってるじゃん、オマエラには殺し合うべき理由があるからだよ」

「…え？」

弐「待ったれや…さっきから好き放題言ってくれるじゃねーか…直接的な暴力は好きじゃねーんだが、仕方ねーみてーだなぁああああッ！」

終「何だよ、バトルか？あの白黒のヤツをぶっ叩きゃいいのか？」

辺「誰がコロシアイなどするか…力ずくでも止めさせてもらうぞ」

澪「ふざけた事言ってると、この体育会系軍団が承知しないっすよ！」

筒「そうだー！お前みたいなヌイグルミなんてボッコボコのケチョンケチョンだぞー！」

モ「あー、そうですか…まぁ…これもお約束ってヤツですかね…そっちが力ずくなら、こっちも力ずくで返すしかないよねー…」

モノ「力ずくって…何をするつもりでちゅか…！」

モ「逆巻け…光と闇の狭間から生まれし神々よ…古の契約に従い…今こそ汝らを召喚する…いでよ、モノケモノーーー！！」

この島に来てから…
俺は何度も驚くべき光景を目の当たりにしてきた
それでも…目の前で起きているこの現象は
群を抜いて異様だった

ソ「え…え…？」

小「な、なんで…石像が動いたの？」

威『動いたとか…それどころじゃ…』

モ「石像じゃないよ！モノケモノだよ！」

左「ば、化け物だぁああああああッ！！」

モ「だから、モノケモノだってば！」