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五本 ページ6
威榧side
？「それについては…今から話し合おうと思っていたところだ」
ずっと何かを考え込んでたらしい大柄の男子が
立ち上がって声を上げた
？「…話し合う？」
？「いいだろう、今のこいつで全員揃ったようだし、その話を始めるとするか」
どうやら彼はこの現状
そして今からどうするかを話し合うらしい
この人…顔怖…
態度も上からだし、何もかもがデカい…
？「これが全員なんすか？どうして、そんなの分かっちゃうんすか？」
派手髪の女子が跳ねながら聞いてる
ここに用意されている机は18脚
そしてここに集まった皆も合わせて18人
少し考えれば分かる事らしい
？「で、何の話をするの？やっぱ…僕らがこの教室に集められた理由について？」
理由…やっぱり俺らが超高校級の才能を持っているから…？
その可能性は高いけど…今のまま放置する理由は…
この中にはどうやら
自分がどうやってこの教室に来たのか
把握している人はいないみたいだ
俺達は…お互いに顔を見合せていた
誰もが驚いた顔のままで…
手を上げる人間は一人もいない…
？「気付いたらこの教室にいた…やはり“ここにいる全員”がそうだという事か…」
でも…いくらなんでも不自然
頭の悪そう、が余計だけど…確かにそうだ
？「た、確かに変だよね」
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作者名：コヒ・ミルキー | 作成日時：2023年11月11日 3時
