四十八本 ページ49
日向side
花「うわわっ！何これ！どうなっちゃってるの？」
モノ「うう…グスン…」
小「あれ！何か変な塗り方されてんじゃん！？」
モ「変な塗り方って…ボクと同じなんですけど…地味に傷付くんですけど…」
筒「ウサミちゃんは前の方が可愛かったのにーなんでイメチェンしちゃったのー？」
澪「色なんてどうでもいいっすー！変なヌイグルミが増えてるっすよー！」
辺「こ、これはどういう事だ？そっちの白黒のタヌキは…なんだ？」
モ「タヌキじゃなくてクマなのっ！モノクマなのっ！」
左「よ、よくわかんねーけど…また新しいヌイグルミが出て来たのか…？つーか…なんでそっちのヌイグルミまで喋ってんだよ？」
モ「だから、ヌイグルミじゃなくてモノクマだってば！希望ヶ峰学園の学園長なの！」
狛「モノクマ…？」
弐「学園長…じゃとぉ！？」
威『ぬいぐるみが学園長とか…ありえないんだけど…』
モ「兎にも角にも…これで全員揃ったようですな」
モ「では、さっそく、学園長としてオマエラに宣言します！今から『コロシアイ修学旅行』を始めまーす！」
コロシアイ…修学旅行…？
モ「仲良く暮らす事が目的の修学旅行なんて、刺激もないし退屈だしつまんなーーーい！！そんなゲームなんて誰もやりたくないってオマエラだってそうでしょ！？という訳で『コロシアイ修学旅行』を始めましょう！もちろん、参加者はオマエラだよ！」
花「コ、コロシアイ…？」
威『う、嘘でしょ…？そんなの嫌だよ…』
モノ「な、何言ってるんでちゅか！そんな生臭い展開は断固として許しまちぇんよー！うぎゃああああああ！痛い！蹴られると凄く痛いでちゅー！！」
モ「まったく…モノミって頭の弱い子だね、いくら言ったらわかるのかな、あのね、お兄ちゃんより優れた妹なんて、マンガの世界にしか存在しないんだよ？」
モノ「う…うううう…！」
モ「さて、少し脱線しちゃったけど、『コロシアイ修学旅行』の説明に戻りましょうか」
罪「うゆゆゆぅ…そ、そのコロシアイって…どういう意味ですかぁ？」
モ「意味なんて聞くまでもないじゃん！もちろん“殺し合い”に決まってんじゃん！」
左「へぇ…殺し合いねぇ…こっ、殺し合いいいいいいいい！？」
花「な、何言ってんのさ！そんなのあり得ないでしょ！」
威『あり得ない…あり得ない…あり得ない…』
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作者名：コヒ・ミルキー | 作成日時：2023年11月11日 3時
