【狛枝凪斗】この花を君に【男主】 (ページ45)

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四十四本ページ45

日向side

リゾート気分…そんな言葉がピッタリだった
すっかり浮かれ気分の高校生達が
楽しそうにはしゃぎ回ってる姿を見せられ…
お、俺は……

ウ「うんうん！あちしは嬉しいでちゅ、ミナサン仲良く楽しそうで、とっても嬉しいでちゅよ」

ウ「慣れるまでは大変だろうなと思ってまちたけど、さすがは超高校級のミナサンでちゅね！この調子でほのぼのと、『どっきどき修学旅行』を頑張っていきまちょーう！」

「………………」

なんだ…この言い表しのない疎外感は…
やっぱり…間違ってるのは俺の方なのか？

「…わかった…よ…やればいいんだろ？」

威『日向君…？』

「だったら…やってやるよ…！あぁ、やってやるって！」

ウ「…日向くん？どうかちたの？」

「おいっ！水着を貸せっ！」

あー、俺ばっか心配して
アホらしくなってきた！

「威榧…俺行ってくる」

威『…うん、行ってらっしゃい』

もう知るかっ！やってやる！
のほほ〜んと本気で楽しんでやる！

「おーい、みんなー！俺を忘れてんじゃないだろうなー！おいおい、待ってくれってー！俺も混ぜてくれよー！」

「…って、あれ？」