【狛枝凪斗】この花を君に【男主】 (ページ44)

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四十三本ページ44

日向side

威『じゃあ…まずは一番安全そうな七海さんから行こうか』

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「なぁ、七海はどうして泳がないんだ？」

七「うーん、眠くて眠くて堪んないんだよね…」

「そ、そうか…海水浴中に寝たら大変だからな」

七「多分、溺れちゃうよね」

威『多分どころか…確実だね』

だけど、この状況で眠くなるって
なかなかに図太い神経の持ち主だな

威『七海さんらしい…ね』

「そこが彼女の長所かもしれないな…次は…誰に…あ、九頭龍にするか」

威『えぇ！？一番怖そうだから最後にしようよ…』

「後に、後に…って引き伸ばしてたらもっと辛くなるぞ？」

威『……じゃあ行こ…』

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九「話しかけんなよ…海水浴なんぞ…くだらねーが、テメーらに話し掛けられるのもゴメンなんだよ、オレに構うんじゃねーよ…」

けんもほろろってヤツだな…

ウ「あっ！そうこうしている内に、ミナサンが帰ってきまちたよ！」

という、ウサミの言葉に振り返ると…
歓声を上げながら海へと飛び込んでいく
水着姿の集団が見えた

左「いやっほおーーーーーうっ！！」

罪「わーい、わーい！海ですよぉ！」

筒「チョー気持ちいい！！」

ソ「うふっ、水がぬるくて心地良いですわね」

澪「うはっ、しょっぺーっす！この海は手加減抜きにしてしょっぺーっす！」

花「おーい、スーパーから日焼け止め持って来たけど、塗って欲しい人はいるー？」

弐「応ッ！気がきくのぉ！では、さっそく頼むとするぞぉ！」

花「え？ムキムキの男にオイル塗れって…？うんっ、オッケーだよ！ぼくって守備範囲が広いからね！」

小「広すぎでしょ…1人で全部カバーしちゃってんじゃん」

花「筒見くん！君もよかったらどうだい？」

筒「僕は遠慮しておくよ、日焼けしない体質だから」

花「そうかい？残念だよ…じゃあ弐大くん！たっぷりヌルヌルと塗りたくってあげるね」

弐「な、なんじゃあ？この弩えれぇ殺気はっ！？」

小「筒見君って本当に日焼けしないの？羨ましいなー、何かやってるの？」

筒「小さい時はよく外で遊んでたからそれで耐性がついてるかも！まぁ多少は焼けるけどね！」