二十七本 ページ28
日向side
？「...何か用か？」
？「砂浜でしゃがみこんでた人だー」
「い、いやちょっと自己紹介がしたいんだけど、いいかな...？」
？「...自己紹介か、わかった、構わないぞ」
「俺は日向創って言うんだ、よろしく」
辺「私の名前は辺古山ペコという、こちらこそ、よろしく頼むぞ」
筒「ボクは筒見明楽でーす、いつも明るく楽しくがモットーでーす！シクヨロでーす！」
なんだろう、この二人は性格が真逆に見える
けど仲良しにも見える
狛「この凛々しい彼女にはね、“超高校級の剣道家”と呼ばれる才能があるんだよ」
「辺古山ペコさん...可愛らしい名前からは想像もできないけど...」
狛「大人の男性でもほとんど適う人がいないほどの剣道の達人らしいよ」
確かに、この鋭い眼光...
ただ者ではなさそうだな
狛「そしてこの可愛らしい彼には“超高校級の俳優”と呼ばれる才能があるんだ、大ベテランの人達と並ぶ程に凄い演技をして世界に名を轟かせているんだ、噂だと彼が出たドラマや映画は必ず視聴者率が70%を超えるんだって」
「そうなのか、確かに何度か見た事があるような」
狛「ハリウッド映画や教養番組まで幅広く活躍しているからね、見た事ない人はいないと思うよ...？」
辺「流石は筒見だ」
筒「ありがとーペコちゃん！」
辺「それにしても、あのウサギの言う通りになるとしたら、私達は同じ島で共同生活を行う事になるのだな」
筒「そうみたいだねー」
辺「男女が共に暮らす為には互いの理解が必要不可欠だ、断じて良からぬ気を起こさぬようにな...」
辺「私も...仲間を切り捨てるような真似はしたくない...」
「き、斬り捨てるって...背中のそれは竹刀だよな？」
辺「...ゆえに斬り捨てるのは不可能だが、打ち所が悪ければ無事では済まぬ、いや、打ち所が良ければ...かな」
「...............」
...とにかく、肝に銘じておこう
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：コヒ・ミルキー | 作成日時：2023年11月11日 3時
