二十四本 ページ25
日向side
「そ、それで帰れるのか！？本当か？本当にそう言ってたんだな！？」
小「て言うか、ちゃんと聞いておきなよね！大事な話なんだからさぁ！」
狛「ねぇ、日向クン、これで少しは安心できたんじゃない？普通に暮らしてさえいれば、ボクらはすぐにこの島から帰れるようになるんだよ、だから慌てる必要ないんだって」
「だ、だとしても...どうして俺達にそんな事をさせるのか...その理由はなんなんだよ？わざわざ、こんな島にみんなを連れてきて、そこで仲良く暮らせなんて...意味不明過ぎるだろ」
狛「確かに、理由はわからないけど...それで帰れるならやるしかないよ、ま、なんにしても良かったよね、別に大した事じゃなくてさ」
大した事じゃない...本当にそうなのか？
いきなり、修学旅行とか言われて
こんな場所に連れて来られて...
それに...希望ヶ峰学園の事は忘れろとか言われて...
...本当に大した事はじゃないのか？
小「...ねぇ、ちょっとぉ！」
「...えっ！？」
小「『え？』じゃなくって、そっちの自己紹介はまだ？ずっと待ってるんですけど？」
「あ、ごめん...俺は日向創だよ、えっと...こちらこそ、よろしくな」
小「ふーん、日向くんね...残念だけど、私の中では『頼りない日向くん』でインプットされたからこれから取り返すの大変だよー、もっと男らしく頑張りなさいよねっ！」
狛「...日向クン、さっそく尻に敷かれちゃったみたいだね」
小「あんた達３人共だよ！わかった！？男らしく頑張りなさいよ！？」
小泉さんは気が強いけど、悪い奴ではなさそうだ
威榧は怖がってるけど...
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作者名：コヒ・ミルキー | 作成日時：2023年11月11日 3時
