【狛枝凪斗】この花を君に【男主】 (ページ19)

今日:12 hit、昨日:39 hit、合計:1,176 hit

十八本ページ19

日向side

狛「まさに“超高校級の御曹司”と呼ぶにふさわしい、ケタ外れな高校生でしょ？」

なんか…マンガみたいなヤツだな…

十「おい、日向と言ったな…？」

「えっ？」

十「聞かせろ…お前はどんな才能で希望ヶ峰学園に選ばれたんだ？さぁ、言ってみろ、お前は超高校級のどんな才能を持っている？」

「えっと…それが…じ、実は覚えてないんだ」

十「覚えてない…だと…？」

狛「なんか、ショックで記憶が混乱してるみたいで…上手く思い出せないらしいんだよね」

十「フン、間抜けなヤツだ…」

「あ、えっと…」

…早く思い出さないと…

十「次はお前だ、後ろのお前」

威「…俺？」

十「そうだお前だ、早く名乗れ」

狛「A、頑張って」

威「い、威榧…A…超高校級の…医者…です」

十「フン、仮にも医者を名乗っているなら体調管理は人並み以上に専念するべきではないのか」

…どんどん威榧の空気が暗くなっていく…
威榧は十神と相性が悪そうだな…

十「愚民め…もう話は終わったはずだ、いつまでそこに突っ立っている？さっさと体を動かせ…！それが痩せてる人間に課せられた指名のはずだ！」

狛「…行こうか、日向クン」

「あぁ、そうだな…」

この…他を寄せ付けない圧倒的なオーラと性格…
これが帝王学ってヤツなのか？