十四本 ページ15
狛枝side
自己紹介がてら
ボクの才能を簡単に教えて
彼の事を少し知る事が出来た
彼は日向創と言って自分の才能を覚えていないらしい
まぁこんな状況だから仕方ない
後に思い出せばいいという事になって落ち着いた
そしてお互いの自己紹介は終わった
「なんかよくわからない状況だけどさ、これからもよろしくね」
少し仲良くなった時
日向クンのポケットの中から音が鳴った
日向クンは慌ててポケットの中を探ると
さっきウサミに渡された電子生徒手帳について
突然現れたウサミが説明して言った
これはとても大切なものらしくて
無くさないように念を押された
ウ「ミナサンにはその電子生徒手帳を使って希望のカケラを集める事をお願いしてるんでちゅ！」
ウサミ曰く、この島で皆と仲良くなると
希望のカケラというものが手に入るらしい
そして皆と仲良くなればなるほど集められるらしい
そうして希望のカケラを集めていって
満開の希望の花を咲かせるのが
この修学旅行の目的なんだって
この機械の説明を終えると
モノミはまたどこかへ消えていった
誰かが操ってると言っても
いくらなんでも神出鬼没すぎるよねぇ…
日向クンはまだ何か警戒しているみたいだ
「お遊び気分なら、むしろ安全だよね、今から危険な目に逢う訳じゃないって事は確かなんだからさ」
日向クンは煮え切らないようだったけど、まぁいっか
少しでも冷静にする為にボク達は
他の人達にも自己紹介をしようと言う事にした
まだまだ気になる事は沢山あるけど
この島を見て回るついでに、という事で納得して貰えた
(ここからはゲームを未プレイの人用、キャラクター自己紹介ゾーンなのでプレイ済みの方は三十六話までスキップ)
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作者名：コヒ・ミルキー | 作成日時：2023年11月11日 3時
