笑顔の約束を君に (ページ14)

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健人side

Aからその話を聞いて俺はただただ腹が立った

Aの命をなんだと思ってんだよ？

そんな小さなAが一人でいて犯罪に出もあったらどうなんだよ？

そんなのも考えないでただ置き去りにして俺はもうしりませんってそんなの通用しねぇだろ？

しかも、置き去りにした挙げ句暴力もしてたなんて救いようねぇーよ

前何かのテレビで見たことがある

虐待を受けている子は親に怒られたら自分のせいだからって、おやに嫌われないようにただひたすら謝るんだって

そんなの許されることじゃねぇし、ましてや小さな体に大人の力、

どんなに心細かったんだろうか？

どんなに悲しかったんだろうか？

そんなことを考えていたら自然と涙が溢れていた

貴方『えっ？健人くん？』

そう言って驚いている君

健人「ごめん、、、でも許せなくてさ、こんなにいい子なAのことそんな風に扱って捨てて、Aは物じゃねぇのに、、、」

そのあとに長い沈黙

Aの顔を見ると涙をこぼしていた

俺はそんな彼女を見て思わず抱き締めていた

貴方『け、、、健人くん？』

健人「ほんとは、、、辛かったんだろ？」

貴方『えっ、、、、、、、、、う、ん』

『私、、、悪い子だったのかな？(ｸﾞｽｯ』

健人「Aが悪い子なわけないだろ？こんなに優しくて明るい子が悪い子なんてバカじゃないの？(ﾆｺｯ」

俺はまるで子供をあやすように彼女の背中をポンポンしながら抱き締める

貴方『じゃあきっと健人くんとかお父さんにあうための代償だったんだね、、、だったら納得！だってその時の不幸せよりも今その倍の倍以上にめっちゃ幸せだもん！』

そう言って俺のかおを見て笑う君

大分顔が近いけど気にしてないのか？なんてくだらないことを考える俺

でもそう思った直後

貴方『はっ、、、／／／／／ごめん！近すぎた！！、』

そう言って照れる君

健人「ふふふ」

君といると自然と笑顔になれる

さっきまで話してた話が嘘だったみたいだ

後、健人くんとかお父さんにあうためっていったとき

俺の名前が先に出てきたことがちょっと嬉しかった

すんげぇどうでもいいけどね笑