笑顔の約束を君に (ページ1)

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私は父との二人暮らしだった
父と言っても養父で私が施設にいたときに私を家族として迎え入れてくれた

いつかお父さんが言ってた

父「Aどんな辛いことがあっても前を向いて笑顔でいなさいそしたらきっといいことがあるから」

あの日父と交わした約束

どんな辛いことがあっても笑えって

でもごめんねその約束守れないよお父さん

お父さんが死んじゃったら私が約束を守ったよって誰が証明してくれるの？

貴方『……おと…うさん(ﾎﾟﾛｯ』

お父さんは死んでしまった。。。

大雨の日階段から運悪く落下してしまい頭を打った。。。即死だった

私は一人になった
また一人に。。。

親戚のおばさん「Aちゃん実はねずっと秘密にしてろって晴夫くんにいわれていたんだけど。。。実はねAちゃんにはお兄さんがいるの」

貴方『どう。。いう。。こと？』

だってお父さんは独り身だったんじゃないの？

親おば「実はね晴夫くん昔結婚していたの結婚したはいいんだけど奥さんが怪しい通販で買い物してしまって多額の借金を。。。それを晴夫くんが肩代わりしたのよでも借金を返すってことは家族を養うことができないそう思った晴夫くんは離婚を選択したの」

貴方『お父さんそんなこと一言も…』

親おば「きっと余計な気を使って欲しくなかったのよ、、でもその前に二人には子供ができてしまっていてその子供が貴方のお兄さん」

貴方『でも。。。私はお父さんと血が繋がってない。。』

親おば「これはねお父さんがいっていたんだけどいつかそのお兄さんと一緒にAちゃんが過ごせたらどんなに幸せだろうってお酒を飲む度に楽しそうに話していたの」

貴方『そうなんですね。。』

親おば「多分これはお父さんの願いなんじゃないかしら？」

貴方『私もそう思います！私そのお兄さんにあいたいです！』

親おば「わかったわ！じゃあ私連絡とってみるから連絡がとれしだいAちゃんに連絡するわね」

私一人だって思ってたけどお兄ちゃんがいるんだ
なかよくできるかな？