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裕翔side





ソファーに座りながら

なんとなくグループ共有のスケジュールを確認する。





中「え、休みなの、?薮くん」





俺と薮くんの所だけ何も無くて、奇跡が起きたと思った。




こんなチャンスなんて滅多にないことだから

どうにかしてでも薮くんと過ごしたい。





中「、っゲームだ!薮くんやりたいって前言ってたし!」





薮くんに急いで連絡すると数分後に返信が来る。





薮くんと俺の家でゲームをすることになった。





中「どうしよう、どうしよう、どうしよう」





俺から誘ったのに、いざとなると一気に不安になる。





とりあえず、リビングを掃除機掛けてから色々整理して

玄関に薮くん用のスリッパを並べて

ゲームもすぐできるようにテーブルにセットしておく。





”ピンポーン”





来客を知らせるインターホンにドキリと心臓が跳ねる。





画面を覗くと

俺の好きな人が手を少しあげて手を振ってくる。




セットされていないサラサラヘアに

つぶらな瞳が微かに細くなり

その表情に俺の脈は段々と早くなっていく。





中「はいはーい!」





この気持ちを誤魔化すように軽く返事をして

薮くんを招き入れた。





エントランスから俺の部屋までたかが数分。




なのに居てもたってもいられなくなってしまい

薮くんが来る前に玄関のドアを開けてしまった。




少し待つと、遠くに見える見慣れたシルエット。




その姿に向かって大きく手を振ると

薮くんも小さく手を振ってくれる。





その正体がはっきりと見えてきて

薮くんが声をかけてきた。





「ははっ笑 何してんの笑」





ふにゃっと笑った可愛い顔。

その姿に胸がキュッと締め付けられる。





中「薮くん来るの待ち遠しくて外出てきちゃった笑」





なんて素直に言ったら、薮くんは照れながら笑った。





可愛いなぁ、













薮くんにソファーに座ってもらって

飲み物を渡して、隣に腰かける。





他愛もない話を少ししてから、ゲームを開始した。

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作者名:M. | 作成日時:2021年7月14日 3時

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