どんな僕らも (ページ7)

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入学式７・Ｎページ7

新入生1人ずつ名前を呼んで、
新入生代表挨拶があって、
校長先生と生徒会長の話を聞くだけの入学式は、すぐに終わった

先生｢お疲れ様！
校内では、今日はこれで一応終わりだな｣

教室に戻って、いろいろな書類とかなんとかを提出すれば、今日はもう下校だった

しかし、
これからはまた、寮の方に行って、
入寮式が始まる

A｢めっちゃ緊張する…
自分たちで選べたらいいのにね｣

俺達が今から入る寮は二人部屋だから、
クラスごとに勝手に2人ずつに分けられて、よく知りもしない人と、いきなり3年間一緒になる

そう、忘れてたけどこの学校、
中学と高校の間にしかクラス替えがない

相葉くんがクラス分けを見て喜んでいたのは、それもあったからみたい

で、寮の方もそれに合わせて、
何か特別なことがない限りは、中学と高校の間しか部屋が変わらない。

人見知りなわけじゃないけど、
初めて会う人と同じトイレとか使って、パーテーション1枚しか区切りがない部屋で3年…

辛いとしか言いようがない

N｢今さらどうにもなんないよね、
相葉さん、俺と同室の人が怖そうな人だったら変わってね？｣

A｢なにそれ！やだよ！｣

内心物凄く緊張しながら、
部屋割りの紙を見た

N｢まつもと？｣

俺の名前の隣には、『松本潤』と書いてあった

確か、席が隣だ

初日にも関わらず、先生が話している間ずっと、机で寝てた人