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A「もー大不正解だよ！樋口ちゃん！！
＿＿＿＿＿＿だって、私はアレを仲間と思ったことが無い」
樋口「……は、」
まるで小さな子供が怒ったように頬を膨らますA
樋口には意味が解らなかった
A「気に入ってたのにな…」
樋口「(理解出来ない、本気で云っているの……ッ？」)
樋口の頭の中にはもう、以前の優しくて明るくて、頼れるAという上司の姿は無かった
目の前の女は、なんだ。血と涙もない悪魔なのか。まさに『狂気』という言葉がぴったりだ
A「＿＿＿＿＿＿私は君が思っているより、善い人じゃあないよ？」
Aの口は弧を描いている。瞳は……まるで闇のようだった
A「第一、任務でも無いのにそんな面倒臭い事する訳無いじゃ〜ん！そんなに言うなら君が救けてあげれば良かったじゃない。
それでも救けてられなかったのは君の実力不足でしょ？私を責めないで欲しいんだけどねえ
……そして君はさっき、『あんな人虎など』と云ったね？
実力も権力も無い奴が、あまり大口を叩かない方がいいよ。そういう奴を何て云うと思う？
なのに救けてやれなど云ってこないでよ〜
私は一応これでもこのポートマフィアの幹部なのだよ〜？」
樋口「…！！…ッ、も、申し訳……ござ、いませ、ッ」
カチャンとナイフが皿に中る音が樋口の鼓膜に響いた
Aは冷たい瞳を細める
樋口はつい云ってしまった発言を無駄だと思いながらも詫びた
なんてことを…最も怒らせてはいけない人にこんな態度を…確実に、消される。
樋口の声は酷く震え、呼吸が浅くなり、冷や汗が肌をつたる
あまりの恐怖に涙も出ない。感じているのは、恐怖……否、絶望だ
A「…………やっぱり、この仕事向いてないよ。樋口ちゃん」
樋口にはAがどんな顔で云ったのか判らなかった
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gross - 続きが気になります！でも、思い詰めてほしくないので、ゆっくりでいいので更新してくださると嬉しいです。 (7月22日 22時) (
レス) @page48 id: 5ce60c8f4c (このIDを非表示/違反報告)
布団になりたい - 更新を心待ちにしております！ (7月9日 19時) (レス) @page48 id: 2f59deb4b8 (このIDを非表示/違反報告)
まいか(プロフ) - 更新まってます！ (2023年4月22日 2時) (レス) @page48 id: b41f0359ae (このIDを非表示/違反報告)
眠いちゃん - (=^・^=)さん» 現代版源氏物語 (2023年3月11日 16時) (レス) id: acdc06f415 (このIDを非表示/違反報告)
(=^・^=) - 『細雪』（さざめゆき）ってどんな小説だっけ？ (2020年12月11日 14時) (レス) id: b3d6820988 (このIDを非表示/違反報告)
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