検索窓
今日:201 hit、昨日:348 hit、合計:205,631 hit

暴論2 ページ3

.


______とある日の練習。

ほんのり頬が赤い侑は鼻をズビッとすすりながらやって来た



侑「へっ、へっ……へっくしょーーん!!!」

銀島「なんや侑、風邪か?休まんで平気なん?」

侑「大したことない!バレーせんと悪化するッ!!」

銀島「おぉ…!根性やな!バレー愛や!」



盛大にくしゃみをする侑に銀島は心配の声をかけるが、侑の謎理論に感嘆の声をあげて褒めた。

しかし……



北「帰れや」

「「……!」」

北「体調管理できてへんことを褒めんな」

銀島「(……とばっちりや!)」



北からの正論パンチ。飛び火した銀島は顔が真っ青。近くで聞いていた角名と治も寒そうに背中を縮ませた



角名「冷たっ…」

治「風邪ひいてまう」



それでも素直に聞かない侑。そこへ最強生物……いや、マネージャーのAがやって来た



A「ええやん、侑の好きにしぃや」

侑「え……!」



Aが味方してくれたと、侑は目を輝かせた。だが残念ながら違う。



A「言うても聞かんねんから好きなようにさせたらええ。それでぶっ倒れても大丈夫って自分で判断したんやろ?自分でどうにかできるんやろ?」

侑「うっ……!」

A「死んでも自分の死体は自分で後始末しろよ」

侑「うぐっ……!」



心配するそぶりもなく、冷たい声で言うAに角名と治はまた、ブルっと身体が震えた



治「出た、南雲さんの暴論……」

角名「怖っ……」



絶対零度の瞳で見つめてくる北とAに折れた侑はキレ気味に……ちょっと肩を落として帰って行った。



A「お前ら、風邪伝染ったらシバくからな」

銀島「ええ……っ!?」




.

暴論3→←暴論1



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (352 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1165人がお気に入り
設定タグ:稲荷崎 , 宮侑 , ハイキュー
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

あまね(プロフ) - めっちゃすきです! (4月16日 18時) (レス) @page44 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
てぃあら(プロフ) - おまけ最高すぎる (4月7日 12時) (レス) @page44 id: 4cc43a9055 (このIDを非表示/違反報告)
ピンス(プロフ) - 完結おめでとうございます!おまけの話も面白かったです!最後までやってくれてありがとうございました‼︎ (4月7日 9時) (レス) @page44 id: a7fb103bed (このIDを非表示/違反報告)
てぃあら(プロフ) - サイコーすぎました!!!もし続きなどがあったら見たいです!! (4月6日 22時) (レス) @page41 id: 4cc43a9055 (このIDを非表示/違反報告)
五十鈴(プロフ) - アランくんかわえええええ (3月27日 12時) (レス) @page16 id: 8926da2068 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:かんらん | 作者ホームページ:p://  
作成日時:2024年3月22日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。