北の正論、南の暴論【ハイキュー】

暴論19 ページ20

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稲荷崎男子バレーボール部には、女子にモテモテの宮ツインズがいるわけだが…

マネージャーをしているAは僻まれたりしていないのか


銀島｢3年の廊下行った時、みんな南雲さんに憧れてるって感じやったから大丈夫ちゃう？｣

侑｢いやいや、1.2年はわからんやろ！｣

角名｢どんだけ自分に自信あるの｣

侑｢こんなイケメンに生まれてんから満ち溢れとるに決まっとるやろ｣

治｢同じ顔で言うな腹立つ｣

侑｢俺のがイケメンや｣

治｢鏡見てこい｣

侑｢は？｣


また言い合いから喧嘩になりそうなところを銀島が慌ててストップをかける。


銀島｢話逸れすぎや！！……まあ言われてても南雲さん気にしてなさそうやけどな｣

侑｢わからんやろそれは。南雲さんやって女子やし｣

角名｢え、侑がそんなこと言うなんて。そういう気遣いできるんだ｣

侑｢おい失礼やぞ角名！！！｣

治｢なんやツム、もしかして南雲さんに惚れとんか｣

侑｢べ、別に？｣

角名｢ふーん｣


角名は面白いことになりそうかも、とニヤつく口元を隠した。



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北｢お前ら、はよ準備しいや｣

侑｢北さん！ちわっす！｣

｢｢｢ちわっす｣｣｣

侑｢せや！北さんは南雲さんが俺のファンからどう思われとるとか知りません？｣

治｢俺ら、やろ。なんでお前だけやねん｣

侑｢そんなんどーでもええやんけ｣

治｢ええけどお前に言われんのはムカつくねん｣

北｢喧嘩すんなよ｣

侑 治｢｢し、してません……｣｣


……流石、北。止めるのが早い。


北｢んで、お前らのファンにどう思われとるか、よな？それ今日わかるんちゃう｣

侑｢え？｣

北｢今日、見学しにくるらしいから｣

銀島｢え、北さん許可したんですか？｣

北｢いや、するわけないやろ。監督に泣きついて許可もらったらしい。何回もしつこく言うから今回だけ、ってことで｣






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